東西南北見ブ録

誰だってスーパーヒーロー

涙の裏にはワケがある。

※このブログはアルバム発売時に書いたものです。コンサートには一切関係のない内容です。流さなくてもいいか?とも思ったのですが、まぁ下書き供養のつもりで…(^_^;)

 

________________________________

 

はい。

今回は超個人的ノーツです。

newsの最新アルバム、NEVERLAND。

その中で、どうしても泣いてしまう楽曲がありまして…。

なんでだろうな〜と考えてみたら、ああそっか…と納得するしかない理由があったので。

書きます。

 ちょっと暗い話になるから、そういうの無理って人は読まないでね。m(_ _)m

 

 

 

・ニャン太

この曲、「どう聴けばいいか分からない…」って方が多いんじゃないかと思うんですけど。

私の場合、初見(初聴?)で号泣でした。

それは慶ちゃんとニャン太の関係を思って泣いた訳ではなくて…。

 

私の祖父は、去年の10月、脳梗塞で倒れました。

脳梗塞になったのは初めてではなくて、今回も何ヶ月か入院するくらいだと思っていて。

手術を終えて一段落ついた頃、お見舞いに行った私は衝撃を受けました。

私の知っていた祖父ではなくなっていたから。

身体は2回りほど小さくなっていて。

何よりも。

 

「お前は誰だ」

 

そう言われたことに愕然とした。

これを聞いた家族は慌てて取りなしてくれたけど。

 

泣きそうだった。

 

おじいちゃん、私のこと忘れちゃったんだ。

 

仕方がないってわかってたけど。

いつかはこんな日が来るって。

それでもかなりショックだった。

 

その日はどう接したらいいか分からなくて。ほとんど話すことはなかった。

家に帰ってから、たくさん泣いた。

まさか自分の名前を忘れられちゃうなんて、想像したこともなかったから。

しかも、名付けてくれた本人に…。

 

受験期だったこともあって、それからずっとお見舞いに行けてなくて。

だんだん、次会った時どんな顔をしたら良いのだろう、とか、もう思い出してくれないのかな、とか…。

お見舞いにも行きたくなくなって。

 

そんな時。

NEVERLANDの発売が決まって、

ニャン太という曲が慶ちゃんのソロだと分かった。

 発表になった日、ちょうど友達と汐留に行ってたんだよね。小山キャスターを拝みに!笑

「ニャン太ってどういう事?笑」みたいな話で、「もしかしてそういう事…?」ってなって…。

 

 

 聴いた時は鳥肌がたった。

本当に、自分の事みたいに感じたから。

 

名前呼んでとか、僕が付けた君の名前とか、君と過ごした19年(まだ18年だけど)、ももう 今は…とか…。

 

挙げたらキリがないくらい。笑

言葉の使い回し一つ一つが、グサグサと私に突き刺さった。

もうなんなの!?って思うくらいに。笑

 

 

でも不思議と、悲しいとは思わなかった。

号泣したけど、私はすっごく救われた気がした。

きっと きっと 大丈夫だよ

君の心 近く感じる

ここの部分。

今までずっと、誰にも言えなかった。

おじいちゃんが死んじゃったらどうしよう、とか。

なんで覚えてないの?とか。

そんなこと、不謹慎だし、言ったってどうしようもない事だし…。

だけど、慶ちゃんが『大丈夫だよ』って言ってくれたように感じた。

『きっと忘れてなんかないよ、心の中にずっといるよ』って。

ただの自己満かもしれないけど、この曲のおかげで、私は祖父に会いに行けるようになった。

 

いまでも祖父は、私のことを思い出せていません。

会う度に、一生懸命思い出そうとしているのか、困ったような表情を見せます。

それでも私は、大好きな祖父に会いに行ける。

その勇気をくれたのは、この曲ニャン太なのです。

 

 

U R not alone 

まだ続くのかよ?って感じだよね。ごめんなさい(>人<;)

そしてこれまた暗めな話っす。m(_ _)m

 

あー、説明ムズイんだよなぁ。

上手く伝わらないかも。笑

 

私、中・高と陸上やってて。

高校では部長もやってて。

まぁまぁ速かったんですよ。笑

 

高校2年の夏には、結構大きい大会で準決勝までいって。

「来年は、もしかしたら決勝いけるかも」

って。これからだ、って。

 

だけど、現実はそんなに甘くなかった。

 

忘れもしない高2の9月。

体育祭の前日だった。

リレーの代表選手になった私は、最後の調整練習をしていて。

別にスピードを出して走っていたわけじゃない。何か強い圧力がかかったわけでもない。

 

なのに突然、右膝が砕けたように痛んで。

 

しばらく動けなかった。

大袈裟じゃなくて、本当に。

そのまま5分は、膝を抱えたままグラウンドに転がっていて。

伸ばした方が楽だと分かっていたけど、今動かしたら死ぬんじゃないかなって思うくらいの痛みで。

 

何とか体育祭を終えて病院に行った時、

私はまた絶望を味わった。

 

「半月板損傷。手術が必要」

 

まじか…。

手術…。

 

しかも、リハビリして走れるようになるまでに、最低3、4ヶ月かかるって…。

 

最後の大会、間に合わなくない…? 

 

手術を受けなくても、走れることには走れるんだけど、

 

もしまた損傷したら、歩けなくなるよって…。

 

なんだよそれ。無理じゃん。

 

結局、12月に手術を受けることになって。

 

12月25日。クリスマス。

 

病室でクリボッチ。

部のみんながクリスマスパーティーで、お泊まりしてる中。

1人じゃトイレにも行けないような状態の私…。

 

そんな時、私を支えてくれたのは、やっぱりNEWSだった。

 

確かあの時、カウコンの番宣?みたいな、再放送をやってて。

 

号泣した。辛すぎて。悔しくて。

 

なにより、頑張らなくちゃって思って。

 

NEWSはこんなに頑張ってる。

こんなにも、一生懸命に夢に向かって。

私にだってできるはず。手術くらい…って。

 

手術後すぐに、リハビリを始めて。

担当の先生がびっくりするくらい、順調に回復して。

 

(余談だけど、その頃気合い入れるためにランニングシューズを一新したんですよ。そしたらめっちゃquartettoのチュムチュムの衣装みたいな配色だったの。笑

f:id:hatimituorange04:20170623011921j:image

f:id:hatimituorange04:20170623011101j:image

ちょっと運命感じるよね。笑)

 

 

だけど筋トレってつまんないのよ。笑

 

部の練習に復帰しても、みんなが走ってるのを見ながら腹筋・背筋・腕立て・体幹…。

 

走りてーーー!!

 

あの筋トレ期間が1番辛かった。

 

それでもなんとか筋トレを乗り越えて、次に走る感覚の戻し。

 

あ…。走れない…。遅い…。

 

たった4ヵ月ちょっとで、こんなにもタイム落ちるんだ…。

 

決勝残ろう、なんて夢のまた夢。

 

100m走り切ろう…。

そんなしょうもない目標しかたてられなくて。

 

結果。

 

地区大会、予選落ち。

 

しょうがないって思った。

 

でもずっと、どこか後悔している自分がいて。

 

もっと何か出来たんじゃないかな?

 

筋トレ、ちゃんと取り組めば結果は変わっていたかも…。

 

手術を受けていなかったら、もしかしたらもっと走れていたかも…。

 

そう思っている自分が凄く嫌で。

 

3年の体育祭なんて、リレーの選手になったは良いものの、また壊れるんじゃないかってビクビクして…。

 

トラウマだよね。

 

しかも、バトンの受け渡しで隣のレーンの子とぶつかって、吹っ飛ばされて。

 

心配性な母親はガチギレ。

 

クラスで走る全員リレーも、出るなって止められて。

 

だけどどうしても走りたくて、反対を押しきって走って…。

 

一番大好きな行事が、一番辛くて悲しい、悔いの残るものになっちゃった。

 

走ることが大好きなのに、走ることに恐怖を感じるようになった。

 

それから迎えた受験も、モヤモヤしたまま終えて。

 

私の中で、陸上に対する区切りがつかないまま卒業して…。

 

 

U R not aloneは、そんな私の心情にぴったりと当てはまった曲。

 

歌詞の中に出てくるフレーズが、比喩じゃなくて、物理的に一致した。

傷だらけのこの足で なんとか立っている

あの日つまずいて しゃがみこんでしまうほどの 痛みさえ

 

何なんだろうね。

 

こんなにも自分に向けられてるんじゃないかって思った曲、初めてだよ。

 

きっと誰にでも経験したことのあるような、そんな辛さに対する応援だって感じさせる曲なんだろうけど。

 

 初めて聞いた時、涙が止まらなくて。

 

 もっと早く、この曲に出会いたかったって思った。

 

それと同時に、この曲に出会ったのが一番つらい時じゃなくて良かった、とも思った。

 

きっと、あの時の私じゃ、この曲に向き合えなかったと思うから。

 

 

この曲はただの応援歌じゃない。

 

 それでも戦っている そんな他人はきっと他所にいる

 

今までの応援歌じゃ、こんな風に突き放すような歌詞はあり得なくて。

 

でも、私が本当に望んでいた応援歌は、きっと、こういうものだった。

 

きれいごとを並べて、ただ頑張れって言うだけじゃない。

 

俺らも頑張ってるよって伝わってくる。

 

負けたくない、あの人達と同じくらい高いところを目指したい。そう思わせてくれる歌。

 

だから、自分に負けた、と思っていたあの頃の私じゃ受け止めきれない。

 

今の私でさえ、この曲を聴くと苦しくなる時がある。もっと頑張れるはず、って。

 

正直、私の中ではまだ、陸上に対するケジメみたいな、確固とした決着はついていなくて。

 

でもやっと、あの経験があったからこそ、今の私がある、って思えるようになった。

 

この曲を聴くたびに、あの頃の私がそばに立っていて、不安そうな顔をしているように感じる。 

そんな自分に、大丈夫だよって言ってあげたくなる。

でも、大丈夫だよって言っている私もきっとどこか不安を感じていて。

だからきっと、そんな私を、未来の私が見てくれてるはず、って思うんだよね。大丈夫だよって言いながら…。

 

なにが言いたいのか分からなくなってきちゃったけど、笑

 

この曲はずっとずっと、過去も、今も、未来も、どんな時だって私を支えてくれる曲だって思えた。

 

 

 

 で、話変わるけどさぁ、作詞作曲GReeeeNなわけ。

 

 

…………は?

 

 

なんで私がGReeeeN大好きなの知ってるの!?!?

 

私、前述したように、受験期に色々あって…。

一時期、NEWSが聴けなくなっちゃったんですよ。応援歌が沁みすぎて。なんか、凄く自己嫌悪しちゃって(^_^;)

 

そんな時、ずっとGReeeeNばっかり聴いてたわけ。

 

BE FREEとか、刹那とか、とか、UNITYとか…。

空への手紙では号泣したし、からは力をもらえた。

って曲を使って、部の卒業記念の動画とか作ったし…。

 

そのくらい大好きなアーティストが、NEWSに楽曲提供…!

 

この曲、やっぱり私のための曲じゃないですか。笑

 

 

 

まぁまとめると、この曲が大好きってことです。

 

この曲を聴いたら必ずと言ってもいいほど泣くけど、それは悲しい涙じゃなくて。

 

嬉し涙…でもないけど。笑

 

 

この曲を聴いて流すのは、他とは違う、ちょっと特別な涙。

 

 U R not alone 

 

私の、大切な応援歌です。

 

 

 

________________________________

 

はい。長いね。クドイね。笑

 

今読み返すと、なに言ってんだコイツ感がハンパないw

 

でも、基本的な想いは変わってないかなぁと思って、手直しせずに上げちゃいました。笑

 

あとさ、クラウドで前にシゲがおじいちゃんの話してたじゃん?ビックリしたよね…。状況かぶりすぎて。笑

 

そうそう、今でも祖父は私を思い出せていないんだけど。

 

「この子はキャスターだろう?」

 

って、慶ちゃんは覚えてくれたみたいです。笑

 

気長にね、頑張っていこうと思います。

 

NEWSのくれるメッセージに、これからも勇気付けられるんだろうな。

 

きっと、一生離れられないだろうなって思えたアルバムでしたね。

 

さぁ!今度こそハッピーなライブレポ書くぞ!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

では、また。

 

バイバイ👋